バロン・マキシムとは。。。
ワインの世界は、高貴でリッチ、時には厳格で威圧的でもあり、もっとはっきり言うとややスノッブです。
バロン・マキシムはその伝統的な世界から最高の部分のみを選びました。味わいの追求とノウハウです。先入観無しの大胆な考えから今までになかったワインを創作すること、それがバロン・マキシムの目標です。
赤白ロゼ、ペチヨンともバロン・マキシムのワインはすべて、口中での余韻の長さや美しいタンニンについて複雑な論文が書けるほどです。。。が、一番大事なことは飲んだときに得られる喜びが大きいことです!
ある一つの世界、エスプリの表れ
最高の喜びを得るために規定概念を忘れること
忘れられがちですが、アッサンブラージュは一つのキュベが誕生するにあたってとても重要な過程です。この作業のときにワイン生産者はそのキュベに求める味わいと個性を考え、最終的なセレクトを行うのです。一つのドメーヌでは複数のぶどう品種と複数の区画がありますが、伝統的にはそれらは皆別々に収穫、醸造されます。各タンクの醗酵が終了した後にアッサンブラージュの作業を始めます。異なるタンクで醸造されたワイン達を混ぜることが一番の目的です。
アペラシォンは認定されたぶどう品種のアッサンブラージュであるか否かをコントロールし、認証します。
もしここで更なる可能性を追求してみたいと考えたら?更に大きな喜びを得るために規定概念を覆すのです。その思いが募ってバロン・マキシムは誕生しました。
美味しさの追求、それこそがマキシム・ドゥーブルの目的であったので、彼はそれまでのアッサンブラージュの考え方を覆すことを決めました。地理的条件にこだわらずに、各ワインの持つクオリティのみを尊重してブレンドできないのか?なぜ自分達が望むワインを創作しないのか?
錬金術師や料理人、香水師たちは忍耐強く調合し、調理し、味見をして彼らの求める味や香りを求めます。マキシムの信条:探し求める美味しさを得るためにどんな組み合わせも否定しない。
伝統を重んじるこのワイン業界において、これはリスクを伴った大きな賭けです。しかしマキシムの考えを理解してくれる仲間や彼の突拍子もないアイデアを実現できる醸造家の妹の協力を得て、じっくり時間をかけてその最初の作品は出来上がりました。
それがL’Eclectique エクレクティック2009でした。このワインは3つの異なる地方(シャトーヌフ・デュ・パップ、ポーイヤック、コトー・デクサン・プロヴァンス)の3ドメーヌのワインをブレンドしています。
大それた危険な賭け、でも結果は大成功でした。それはグラスに注がれたワインによって証明されました。
マキシム・ドゥーブルはフランス史にも名を残した先祖を持つ高貴な家柄の出身です。エキュイエと呼ばれる騎士の側近に仕えていた果敢なオリヴィエ・ドゥーブルは将来の王シャルル5世に対する陰謀を回避したことで1378年に男爵の称号を得ます。
その後、ドゥーブル家は騎士団や芸術、医学方面へと異なる分野において活躍をしていきます。
ヴィタル・ドゥーブル はフランソワ 1世の秘書官であり、ピエール・ジョゼフ・ドゥーブルはポルタルと共に医学アカデミーの創設し、1832年にはアカデミーのメンバーに選ばれました。
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冠は貴族の証です。斬首される前に貴族達は誇りを持って冠を冠りました。重いので大変なのですが!
爵位によって冠は異なっていました。王のそれは最も高価で最も美しい装飾が施され、最も重いものでした。
重い冠を冠ることは非常に辛く大変だったので、王や王子など王室のメンバー達が身に付けるのは珍しいことでした。爵位が下がるごとに冠は軽くなったので、子爵や司教領守護職、シュバリエたちがかぶることはよく見られました。
男爵位の冠は繊細で小さな真珠がエレガントに斜め方向に施されていました。このようなエレガントさと遊び心は他では見られません。偶然でしょうか?
冠の冠り方
皆様のソワレに高貴さが加わるように、バロン・マキシムは彼の冠をお貸しします。 とても軽やかな方法で!
この冠は何とでもあいます。特にバロン・マキシムのワインが注がれたグラスにぴったりです。そのエレガントさはシンプルな装いを最高に洗練されたものにしてくれるでしょう。
この冠はもちろん祝杯のときにもお勧めです。結婚式に関するアンケート調査の結果、冠持参で行うとスピーチのインパクトが70%も増すのをご存知ですか?
この冠は機嫌の悪いときや退屈なとき、テレビの前で寝ているときにはお勧めしません。もう少し貴方がきちんと良い状態のときにどうぞ。
素敵なガーデンパーティでカノチエをおしゃれにやや斜めにかぶるように、この冠も持ち方次第で貴方のオーラや目力がアップしますよ。
JENNIFER ジェニファー :
私の役割 :ハロー、ブエノス・ディアス、コンニチハ … 輸出は私の専門!私達の大事なワインたちが諸外国のお客様の元へ無事に運ばれるための色々なロジスティックや運送の手続きを担当しています。オーダーを私に送ってくださいね、その1分後には処理にかかっているわ。チャレンジをお受けします!
私の好きなこと:華やかなシンクロナイズドスイミング、ローラースケート
CÉCILE セシル :
私の役割 :皆が質問をするときに顔を向ける《マダム・ウィ》的な存在かしら。私はオーガナイズし、プランを練り、探し、創造し、確認し、了承し、全てをきちんとケースに収め、そのケース達を正しく積み上げているわ。
私の好きなこと:本物、オズィエ(Hozier )の “Take Me to Church”を踊ったSergei Polunin、近代建築、80年代の音楽、ぴりっとする飴、挑戦を受けて立つこと
CAMILLE カミーユ :
私の役割 :グラフィスト。私は聞いて、新たな展開を見つけ、アイデアを提案し、目的が何であれ、浮かんだイメージを、それが少しスピリチュアルなものであっても、正しく表現していくことね。
私の好きなこと:日常生活では1日たりともリズムや音楽に身を任せない日はないくらい音楽が好き。視覚、聴覚そして嗅覚の3つの感覚は私にとって最も大事で私の人生をとてもデリシャスなものしてくれるわ。
PASCAL パスカル:
私の役割 :レストランやワイン専門店、問屋などの業界関係の顧客対象に、バロンマキシムのブランドを伝える使者ような立場といえるでしょうか。私達のエージェント・ネットワークと協力して、フランス国内の隅々に出かけては、異なるキュベを紹介し、プロモーションを行います。
私の好きなこと:ヴォーバンと都市攻囲術。エディ・ミッチェルのシャンソンとクリムトの作品!ファンタスティック映画、聖書釈義、中近東、あさりのスパゲッティ
MAGALI マガリ :
私の役割 :ワインズツリーで私は経理を担当しています。売買の全てを記録し、ユーロ、円、ドル、ペソ、元などを相手に毎日計算をしているわ。決算書作成も私の仕事です。
私の好きなこと:沢山の計算や為替の状況を忘れて息抜きをするのにマウント・コーギやピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ、カランクやサント・ヴィクトワールなどの山々へ登山に行くこと。故郷に戻ってスティーヴンソンに想いを馳せることも忘れないわ。